Clásica de Almería

2010年、テオ・ボスが優勝!?


クールネ…の方のライブストリーミングを見ていたのですが、
Twitterの速報を見てびっくり!!

思えば急に予定に飛び込んできたクラシカへの出場もサプライズでしたが、優勝はもっとサプライズ。

意外?にもオランダ各紙のニュースが一番早く、以外にスペイン各紙がスロー
というか、あっさりでした。スペイン人が勝ったわけじゃないもんね。



オランダ各紙の見出しは

テオ・ボス カヴェンディッシュを制して優勝」

多かった気がします。

対照的?にイギリスのスカイは

カヴェンディッシュ、シーズン一番目のポディウム入り」

http://www.skysports.com/story/0,19528,15264_5994828,00.html

カヴ(カヴェンディッシュの略 以後カヴ)立てて、そんなにカヴが欲しいですかぁっ!スカイさん!!
思わずつっこみを入れたくなるような見出しでした。


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ニュースだけ見ると、

「あのカヴェンディッシュに勝つなんて、テオ様、やっぱり凄いなー!!」

なのですが、実情はちょっと違ったみたい。



テオ・ボス所属サーベロHP
http://www.cervelo.com/en_us/news-blog/testteam/article/Theo%20Bos%20wins%20Classic%20of%20Almeria/58/

上りのひとつで遅れたボスは、チームメートの助けによって前線復帰、Cavendish (GB-HTC-Columbia)を制して勝利した。


テオ・ボス

今日のコースはとてもハードだった。
レース序盤、自分は Mark Cavendishと一緒に第二集団にいた。
下り坂で遅れて、集団は分裂してしまった。
でもラッキーなことに、 the cap became bigger (?)
Iñigo Cuesta, Philip Deignan (IRL) そして Marcel Wyss (SUI)が集団でペースを調整してくれた。
だから僕たちは集団に戻ることができて、スプリントの準備ができた。

最後はちょっと変な状況で、どのチームも集団をコントロールできなかった。
誰も仕掛けなかったし、最終300m地点で、自分はとてもいいポジションにいた。
ゴールが近付いても、誰もスプリント勝負をしかけないんだ。
だから、自分は全速力で行こうと決めた。
Cavendish はちょっと待ちすぎたから、最後の数メートルで僕を抜けなかったんだ。


スポーツディレクター Marcello Albasini

今日のレースは3級山岳が3つ含まれていた。
2つめの上りは一番長くて一番急だった。
テオは遅れてしまった。

我々はそのリスクを予期していた。
だから、Iñigo Cuesta (ESP), Marcel Wyss (SU),Philip Deignan (IRL) の助けを借りて、
20キロほどでBosを第1集団に連れ戻した。
Appollonio, Xavier Tondo (ESP) Stefan Denfil (AUT) が第1集団にいたから、
今日は Davide がスプリントをするかな、とジョークを飛ばしていた。(?)

ゴール30 kmでチームは強さを取り戻した。
ゴール400m地点は 2%の上りだったが、Bos はAppollonioのアシストで Cavendish を打ち負かすことができた。
今日のチームの努力は凄かった。

スポーツディレクターの言葉は貴重です。。

やっぱり登りで遅れてたテオ・ボス^^;
去年も同ことがあった気がするけど、今年は勝利を掴めたのが大きな違いかも〜
サーベロのパワー?

チームの力、大事ですね・・
コロンビアが列車を作れない、作らなかった?
その方が疑問でもあるのですが・

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テオ・ボスHP
http://www.theobos.eu/Nieuws/?item=150

2月28日は、自分にとって記念すべき勝利の日だ。
そんなこと夢にさえ見なかった。
素晴らしい経験だ。


彼(カヴ)の後ろについていた。
ゴールが見えて、だんだん近くなってきた。
マーク(カヴ)が自分の後ろについた。
でも自分が行くと思ってなかったんだ。


カヴェンディッシュのコンディションは、まだイマイチのようだ。
多分体重に問題があって、絶好調のときよりひとまわり大きいんじゃないかな。
でも、方向転換して打ちのめされることが多かったけど、
Usain Boltだっていいパフォーマンスを残したじゃないか。

サーベロに来てから、とてもいい感触だ。
1日1日チームの計画が自分にとてもいい影響を与えている気がする。
カタール一周の時より、今日の最終局面の方がとても新鮮だった。


今日、特にすべき任務を与えられていなかった。だから自由な役割でいられたんだ。
自分のスピード感覚もいいと思った。


スプリントでの蹴りだしのパワーも本当に凄かった。
トラック競技でのスピード感がまだ大部分残っている。
自分はほとんどそれを失っていない。


同時に、自分は数キロののぼりをクリアできた。
今日は Cavendish と一緒に上った。
登りを一歩克服できたんだ。とても満足している。


登りにもっと強くならなければならない。
Uitrijden is het doel.
今後ブエルタを走る予定だから、もっとこの種のレースを経験しなければならない。


登りでカヴェンディッシュと同レベルって
あまりロードレースの世界では評価されないと思うのですが^^;

トラックの感触を取り戻せた?
「スプリンターが登りを克服するのはチームの力が大事」

☆続く